WindowsのXAMPPでAmazon S3を操作する

Amazon S3上にファイルを置いたり、取得したり、削除したりするには「AWS SDK for PHP 2」が必要です。
Windows環境下でのPHP(XAMPP)で、このSDKを利用する方法をまとめました。

なお、本記事では、
C:\xampp\がXAMPPインストールフォルダであることを前提に、説明をしています。
インストールフォルダが異なる場合は、適宜読み替えてください。

PEARのインストール

まずSDKインストールの前準備として、
PEARコマンド使えるようにしましょう。
すでにPEARをインストールされている方は、読み飛ばして”AWS SDK for PHP 2 のインストール”へ進んでください。

①go-pear.batの存在確認
C:\xampp\php\go-pear.bat
というファイルが存在するか確認してください。

②go-pearの実行
***go-pear.bat存在する場合***
go-pear.batを右クリックし「管理者として実行」してください。

***go-pear.bat存在しない場合***
http://pear.php.net/go-pear.phar
というURLをブラウザで開き、ファイルをC:\xampp\php\に保存してください。

次に、cmd(コマンドプロンプト)を管理者権限で実行し、
以下のコマンドを実行してください。

phpコマンドが使えない場合は、こちらの記事の⑤を参考にphp環境変数を追加してください。

③インストールの設定
go-pearを実行すると、インストール上必要となる設定を訊いてきます。

英語で何か訊いてきました(汗)
簡単に訳すと、
ユーザ全員がPEARコマンドを使えるようにインストールするなら、そのままEnterを押下して。
ローカルユーザーのみ使えるようにするなら、”local”って入力して。
みたいなことを言っています。たぶん・・・。
そのままEnterを押しました。

また英語で何か訊いてきました(汗)
簡単に訳すと、
こんな感じでインストールしようと思うけど、1~12の中で変更するところある?
全部変更するなら「all」って打って。
一部を変更するなら、変更する項目の番号を打って。
何も変更しないならEnter押して。
みたいなことを言っています。

C:\Windows\に書き込むのはやめてほしいので、「11」を指定し、
C:\xampp\php\配下にpear.iniを作成するよう変更します。

再度、確認画面が出てきます。

「11」が設定した通りに変わっているのを確認したら、Enterキーを押してください。

“php.ini” の設定を更新するってことで良いですか?
みたいなことを言っています。
もちろんYで。

④環境変数の追加
インストールが成功すると、最終画面に下記のようなメッセージが出てきます。

C:\xampp\php\PEAR_ENV.regを実行すれば、
PEAR系環境変数を追加できるよ。
と教えてくれてますので、遠慮なく実行してください。

ユーザーの環境変数に
PHP_PEAR_SYSCONF_DIR
PHP_PEAR_INSTALL_DIR
PHP_PEAR_DOC_DIR
PHP_PEAR_BIN_DIR
PHP_PEAR_DATA_DIR
PHP_PEAR_PHP_BIN
PHP_PEAR_TEST_DIR
が追加されます。

AWS SDK for PHP 2 のインストール

①SDKのインストールに必要なPEARのチャンネルを追加
cmd(コマンドプロンプト)を管理者権限で実行し、
以下のコマンドを実行

②SDKのインストール

インストールに成功すると、
C:\xampp\php\pear\AWSSDKforPHP
があるはずです。

おわりに

実際にS3を操作するには、バケットの作成や権限系の設定など、これ以外の様々な準備が必要です。
SDKでのS3操作に関して言えば、それほど複雑ではありませんので、
アプリサーバーとメディアファイルサーバーを分けて、アクセスを分散させたいなどの目的があるなら、S3は取り入れたほうが良いと思います。

LINEで送る